BCP勉強会(2022年9月度)
2022年9月度のBCP勉強会を開催しました。
今回のテーマは電話やインターネットなどの通信環境が使えなくなったらどのような影響があるのか?でした。
2022年7月2日に発生したKDDIの大規模な通信障害をきっかけに通信が不通になってしまった場合の影響を考えてみようということになりました。
今回の勉強会ではドコモ様にもお越しいただき、対策について講演いただきました。
通信環境が止まった場合の影響
通信環境がなくなってしまうと様々な影響が出ることは明白です。
電話、インターネットが使えないと顧客や家族等への連絡が取れなくなったり、バーコード決済やクレジットカード等での買い物やATMが使えなくなるなどといった事業だけでなく日常生活にも大きな影響が出てしまいます。
特にDXを推進し、クラウドサービスを使えば使うほど通信環境のリスクに大きく左右されてしまい、事業への影響は大きいものがあります。
とはいえ、平常時の業務の効率化を推進していくことは不可欠です。
通信環境が止まった場合の対策
このような通信環境が止まってしまった場合に備えるには、通信環境に依存しない方法を検討しておくことです。
例えば、パソコン等の作業であればオフラインでも仕事ができるようにしておくことや受発注業務等は事前に発注書等を印刷しておき手書きで対応する等が必要となります。
通信環境が止まった場合に備え、代替策を検討したり、そもそもクラウドに移行しても問題がないか事前に検討しておくことが重要です。
次回BCPの勉強会
次回は事故や災害に備えた保険はどのようなものがあるのか、また入っておいた方が良い保険とは何か?について意見交換する予定です。
自社のBCPを見直したい人は是非ともご参加いただければと思います。
日時:2022年11月15日(火) 15時~
場所:東洋ソーラー株式会社