能登半島地震視察

2024.04.20

2024年1月1日に発生した能登半島地震。
震度7を観測し、大きな被害を引き起こしました。

2024年4月に3日間をかけて被災地を視察してきましたが、3カ月以上経ったにも関わらず大きな爪痕が残されていました。
通行止めになっている道路や倒壊した家屋、避難所に避難している人もまだおられ、
復旧にはまだまだ時間がかかることを目の当たりにし、言葉が出ませんでした。

一方で通常体制に戻るように努力をされている方が多くいらっしゃいました。
ご自身も被災者でありながら、元旦から事業を継続した方や、
お風呂に入る余裕もない中、井戸水を使ってご近所の方に優先的にお風呂に入ってもらうように対応した方など、
自分が被災したらここまでできるのだろうかと驚くようなお話を聞かせてもらいました。

災害対応に正解はありません。
しかし、事前に準備をすることで避けられることもあるのが実情です。

石川県では過去にも大きな地震があり、油断をしていたとお話された方がいらっしゃいました。
いつでも最悪事態を想定し、備えておくことが大切だと改めて感じたところです。

少しだけですが、2024年4月時点の被災地の写真を掲載させていただきます。
時々でも良いので、災害は起こるものであり、どのようなことが引き起こされるのか家族や職場の方と是非ともお話してください。

穴水町